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地域PBL演習I・II

3年次以上の学生が、これまで大学の内外で積み重ねてきた様々な学びを踏まえて、選択したメジャー、サブメジャーにかかわらず履修可能な PBL(Project Based Learning)授業です。サブメジャーとして 「人文社会科学部地域志向教育プログラム」を選択した人にとっては、プログラムの最後の仕上げとなる科目です。各人が目指す方向に沿って多様な選択を可能にすべく、「地域」をキーワードとしつつも目標、性質の異なる以下の3つのカテゴリーに分かれています。自分が求めているのはどういう学びなのか? しっかりと見定めて選択して下さい。

カテゴリー1「社会人基礎力養成ゼミ」(担当教員:馬渡剛)

 リクルート社の協力のもと、情報誌・インターネットなどの広告メディア営業を模擬的に体験し、実社会で必要とされる社会人基礎力の「課題解決力」「コミュニケーション力」「リーダーシップ力」を実践的に養うProject Based Learning です。課題設定・解決策を持つ人材の育成にあたり、リクルート社の社員研修で活用するフィロソフィーや手法を用いて、座学やグループワーク、プレゼン演習を行います。人数制限がありますので、事前に面談あるいは受講理由書の提出を求めることがあります。
 

カテゴリー2「地域課題の発見・解決プログラム」(担当教員:井上拓也、西野由希子)

 様々なメジャーに所属する学生が、複数の地域課題に応じてグループを作り、その発見・解決につき提案・提言やシミュレーションをするProject Based Learning です。学生が、社会学、法学、文学、歴史学などの各自の専門分野、あるいは自分の過去の地域体験に基づいて身につけた考え方や知識を、共有する課題に対して応用する、協働的な思考力や行動力の修得を目的とします。グループでの作業では、現地での聞き取りやデータの集計など、質的・量的な検討を重視します。またこのプログラムで学んだことが、各自のメジャーやゼミナールでの学修にも活かせるような、連動的なテーマ設定や調査の実践を尊重します。2019 年度より正規授業として開講しますので、詳細データは同年度分より掲載します。参考までに、本プログラムの前身である「地域課題の総合的探究プログラム」の報告書は、 資料庫にあります。
 

カテゴリー3「プロジェクト演習」(担当教員:神田大吾、鈴木敦、岩佐淳一)

 様々な専門分野で学ぶ多様な学生が集まり、「プロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ」の履修生(2 年生)ならびに「プロジェクト演習(メンター編)Ⅰ・Ⅱ」の履修生(4年生)と合同チームを作って、地域の課題に取り組むProject Based Learning です。メンバーの多様性を基盤に、地域課題への実践的な取り組みを通じて実社会を疑似体験し、地域と社会への理解を深めるとともに、社会人基礎力を身につけることを目的としています。プロジェクト演習Ⅲ・Ⅳは、3 年次から初めて履修することもできますし、2 年次から受講できる「プロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ」の発展版として継続受講することもできます。詳しくは本HP の「プロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ」のページをご覧下さい。